綾部神社参り

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綾部神社参り

■所在地佐賀市北川副町
■登録ID2374

綾部神社は中原町原古賀にあり、祭神は、応神天皇、神功皇后、住吉大神、武内宿禰、風神(級長津彦神、級長戸部神)で風の神様として有名である。水田の仕事の合間をみて九州一円よりの参詣(さんけい)者があり、7月15日の夏祭りを旗上げ祭りと名付け、境内にある大公孫樹(御神木)に真竹の先に麻の旗をくくりつけて上げ、その旗の巻き具合で、その年の稲の出来ばえや、大風が吹くか、吹かないかを占うようになっている。10月の旗下しまでひっきりなしの団体参詣があって門前には接待茶屋があって賑合を見せている。今は昔程の賑合はないが、金立山さん拝りは少なくなったがここはまだ参詣客も多く、綾部餅が有名である。
地区でも全農家が揃ってお参りしお守り札を載き帰って神棚に祀るようになっている。
今ではこの綾部さん参りがただ一つの農村のレクレーション行事になっている。

出典:わが郷土北川副町の歴史p138