ほんげんぎょう

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ほんげんぎょう

■所在地佐賀市北川副町
■登録ID2377

呼び名はどんと・どんとやき・さぎちょう、九州では鬼火焚きなど、いろいろな名前がある。火の気の行と言い、天台密教の法華行(ほっけぎょう)からの説もあるが定かでない。
正月7日に門松やしめ縄等を持ち寄り、村のはずれ等で焼いていた火祭り行事で、この火で焼いた餅を食べると1年間幸せであるといわれており、以前は各地区で実施していた。
しかし、昭和53年からは北川副小学校PTAや農政協議会が主催し実施をした。
その後、各種団体が積極的に参加し、平成元年からは1月7日に近い日曜日の早朝に、北川副町の1大イベントの1つとして、森羅万象火の神をお迎えする伝統行事として守り継承している。
この行事は北川副校区各種団体14団体が一致協力して、北川副小学校グラウンドで実施している正月行事である。
なお、前日は櫓組のため孟宗竹(300本)の切り出しやもぐらうち用の棒つくり、カッポ酒用盃作りなど、ほぼ1日かかって準備をする。

出典:地域の人からの聞き取り