龍津寺

龍津寺

■所在地佐賀市巨勢町
■年代近世
■登録ID699

蓮池2代藩主鍋島直之が長子直富を弔うために建立した寺で化霖を開山としている。黄檗宗で宝寿山と号し、総本山万福寺の末寺で本尊は釈迦如来であったが、昭和20年に空襲に遭い焼けてしまい、再建ならず、小さな庵が造られている。管理は大財町仏心寺である。
今、中央に売茶翁顕彰碑が建てられ、入口に六地蔵と観音像が建っていて、六地蔵には文政元年、藤崎長蔵、観音像には神田と刻されている。
また、小田資光や、化霖などの歴代和尚、柴山家の墓などがある。

出典:巨勢町見てあるきP.49

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