龍造寺家ゆかりの瑞應寺

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龍造寺家ゆかりの瑞應寺

■所在地佐賀市本庄町大字本庄173
■登録ID770

龍造寺家は、文治2年(1186)龍造寺村(今の城内から本庄町北部一帯)を本領に、地頭となった季家が始めです。その320年後の永正2年(1505)子孫の康家が本家を二男家員に授けて、水ヶ江に別館を造り隠居しました。これを六子の家兼が譲り受け、水ヶ江城として拡張整備しています。これが水ヶ江龍造寺家、水ヶ江城の始まりです。康家の父で、家兼の祖父が龍造寺家氏です。家氏は、瑞應寺の開基で家氏の法名瑞応が寺名となっています。龍造寺家と縁深く、歴史のある寺です。
境内の東に王子権現を祀る社殿があります。景行天皇の皇子日本武尊(オウスノミコト)が北部九州地方をおびやかしていた熊襲征伐の伝説は有名です。この伝説で、皇子は川上に逃げた熊襲征討を企て、有明海から龍造船で大井樋付近の島に着船しています。ここを龍造島と呼んでいます。後に皇子に因縁深いこの地に皇子を祀る祀堂王子宮を設けました。今は、王子権現として瑞應寺にあります。

出典:ワークショップ中野和彦氏寄稿

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