西光寺
西光寺
■所在地佐賀市本庄町大字末次909
■年代中世
■登録ID781
開山は相蓮増慶上人と伝えられる。上人は永享7年(1435)3月20日に没し、これ以前の開基と考えられ、600年位前の開基と推測する。本尊は、阿弥陀如来で両脇に観音菩薩、勢至菩薩及び高祖・善導大師、宗祖・圓光大師の像が安置されている。
過去帳に文久元年(1861)、火災で全て焼失と記されている。その後藁葺きで本堂が再建された。これが老朽化したので昭和57年(1982)9月新築の本堂が完工した。
前本堂棟木に墨書があった。
第二十一世 仁海上人代 世話人 鬼崎 弥助 内田 浅右衛門 牟田口 利八
古賀 卯右衛門 高柳 伊兵衛 石橋 文助
大 工 末崎 伊平次 造之
本堂の鐘に、
寛保4年(1744)正月 下院肥前国佐嘉郡愛敬島村 安性山国相寺
の刻銘がある。
出典:かたりべの里本荘東分P.56本荘の歴史P.121ワークショップ中野和彦氏寄稿