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[建造物][地蔵・銅像・石塔][久保泉校区]は2件登録されています。
建造物 地蔵・銅像・石塔 久保泉校区
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文殊台
不動滝の裏手の山に文殊菩薩像が安置され、この台地を『文殊台』という。この像は、直長の子神代茂真-鳥栖村田鍋島の祖の墓標であったというが、ここに移され、知恵を与えて下さる御仏として信仰する人が多い。右手に剣・左手に経典、獅子にまたがるのが本姿。この台地は標高200mで見晴らしがよく、キャンプのテントがよく張られている。 『三人寄れば文殊の知恵』というのは、釈迦如来の脇侍普賢と文殊の三仏のことであるが、三人相談すればいい考えが出るの意。
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獣類供養塔
川久保の宿をそれて西へ約100mの所に螢橋がある。これを渡って北方約1キロメートルの鈴隈山中腹にある。 享保14年(1729)に建立されたもので、「回向、猪鹿六六〇有余、大小諸畜類之幽魂、業性転滅……享保第十四己酉年、二月二〇有八日」とある。八角形の基礎石の上に建てられた石幢形の塔であって塔身は八角柱である。鍋島吉茂公年譜によると、享保13年(1728)6月18日「為御遊猟川久保御越同日御帰座」、享保14年(1729)4月9日「為御遊猟川久保御越同日御帰城」とあるので、佐嘉藩主がこの川久保方面で狩猟を行っていたことが知られ、この猪鹿供養塔は藩主の命によって建立されたものであろう。