楠の木おばさんの碑と大楠群

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楠の木おばさんの碑と大楠群

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■所在地佐賀市(佐賀城公園西濠)
■年代現代
■登録ID2452

福田よしが54歳であった昭和25年(1950)に、旧佐賀城一帯の楠20数本が業者に売り払われ伐採されようとした時に楠の木の前にはだかり、「こいば切っないば、私を先に切らんかんた」と叫び、伐採阻止の行動を起こした。そして「楠保存会」を発足させ、佐賀県知事鍋島直紹氏には楠の木保存の重要性を訴え、県知事後援のもとに楠の木の保存のために奔走された。
佐賀城跡の楠群は、昭和28年(1953)11月3日、佐賀県天然記念物に指定され永久保存されることになった。また、県庁前に碑が建立され念願であった目的を達成することになった。
楠は、昭和29年(1954)に佐賀県の「県花」となり、昭和41年(1966)には「県木」に指定された。
昭和55年(1980)には、佐賀城公園西堀端に「楠の木おばさんの碑」が地元自治会で建立され、今後とも西城内で活躍され、西濠の水と大楠の緑の大群の景観を現在に残して頂いた福田よしさんを顕彰していかれる。

出典:福田よしの世界展資料

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