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■所在地佐賀市兵庫町 ■年代近代 ■登録ID579
兵庫町出身の洋画家で、二科会の重鎮であった。明治28年9月東渕に生まれ、昭和48年6月、78歳で逝去された。佐賀中学を中退し、東京鍋島邸内で画塾を開いていた県出身の高木背水に洋画を学び、その後黒田清輝画伯に師事し、34歳の時に渡欧、パリの美術学校に入学したが、山口亮一などの東京美術学校出身の官学系画家とは別の道を歩いた。 26歳で初入選、終始二科会を中心に活躍、総理大臣賞、青児賞などを得たが特に海外での評価が高く、個性的な新鮮さがあり、画壇の異色的存在であった。
出典:兵庫町史p223